ステップ別ガイド
ウェブページを証拠として保存する ProofSnapダッシュボードでの手順
2026年現在、ProofSnapダッシュボードでウェブページを保存するには、「新規キャプチャ」を開き、URLまたは2件から50件のURLを貼り付け、事件番号を入力してキャプチャオプションを選び、「キャプチャ」をクリックします。通常30秒から90秒で、証拠PDF入りの封印済みZIPをダウンロードできます。
著者:Radim Motycka(ProofSnap創業者・主任エンジニア。このガイドで説明するダッシュボード、API、キャプチャシステムを構築)·
1キャプチャの所要時間
通常30秒から90秒
一括キャプチャ
URL 2件から50件
結果
URLごとに封印済みZIP
このガイドの目的
ウェブページは変更されたり消えたりします。一夜で変わることもあります。通常のスクリーンショットだけでは、画像の出どころや加工の有無を示せません。ProofSnapダッシュボードはページを封印済みの証拠パッケージとして保存します。ページの画像、HTMLとテキスト、キャプチャ日時、そして後から誰でも確認できる封印が入っています。このガイドでは、URLの貼り付けからZIPファイルのダウンロードまでを1ページの場合も一括の場合も説明し、各オプションの役割を解説します。
主な利用者と用途
- 弁護士・法律事務所:虚偽の口コミ、名誉を傷つける投稿、相手方の販売条件を、変更される前に保全します。事件番号もパッケージに記録されます。
- 企業の法務部門、マーケティング会社、ブランド保護チーム:ブランドや商品を模倣したオークション出品を、1行に1件のURLで一括して保存します。
- 鑑定人・デジタルフォレンジック専門家:ページの読み込み過程を再現する必要があるときに、ネットワークログ(HAR)とウェブアーカイブ(WARC)を追加します。
- 個人情報保護・コンプライアンス担当者:バナーを閉じる設定をオフにして、初めての訪問者に見えるままのプライバシーポリシーとCookieバナーを記録します。
- 探偵・調査会社、記者、ファクトチェッカー:公開プロフィール、記事、不動産広告を、消える前にモバイル表示も含めて保存します。
- EC担当者・人事部門:競合の価格やキャンペーン、自社の商品ページを模倣した偽サイト、公開時点の求人広告を保存します。
始める前に
- メールアドレス確認済みのProofSnapダッシュボードのアカウント。まだお持ちでない場合は、先にダッシュボードの始め方をご覧ください。
- 有効なプラン。プランがない場合、アカウントはテストモードで動作し、キャプチャにはテスト用の透かしが入ります。試用専用で、法的な用途には使えません。
- 保全したい各ページの完全なアドレス(ブラウザのアドレスバーからコピーしたもの)。
ステップ1
新規キャプチャカードを開く
app.getproofsnap.comにサインインします。「新規キャプチャ」カードはダッシュボードの上部にあります。折りたたまれている場合は、タイトルをクリックして開きます。以降のステップはすべてこのカードと、そのすぐ下のキャプチャ履歴で行います。
- 1カードのタイトル。左の矢印でカードを開閉します。隣の情報アイコンで、キャプチャに含まれるものの概要を確認できます。
- 2URL欄。グレーの例が入力形式を示しています。1行に1件です。
- 3ログインやペイウォールの内側ですか?ProofSnapのChrome拡張機能へのリンクです。いつ必要になるかはステップ9で説明します。
新規キャプチャ
https://example.org
1行につき1つのURL。2つ以上のURLはバッチとして実行されます。
3ログインやペイウォールの内側ですか?ProofSnap Chrome拡張機能.
ステップ2
URLまたは複数のURLを貼り付ける
ページのアドレスを欄に貼り付けます。複数のページがある場合は1行に1件のURLを入力します。2件以上で一括キャプチャになり、上限は50件です。URLごとに別々の封印済み証拠パッケージが作られ、履歴にも1行ずつ表示されます。https://なしで入力したアドレスには、https://が自動で補われます。
- 11ページにつき1行。アドレスバーの正確なアドレスをコピーします。疑問符の後のパラメーターでページの表示が変わる場合は、それも含めてください。
- 2末尾の不審な文字。文章からコピーしたピリオド、カンマ、括弧でアドレスが終わっている場合、エラーページにつながるおそれがあるためダッシュボードが警告します。「削除」ボタンでその文字を取り除けます。
- 3キャプチャ (3)。2行目以降は、一括キャプチャのURL件数がボタンに表示されます。
一括キャプチャで同時に開始できるのは、プランの同時実行数までです。Developerは10件、Startup、Solo、Company、Website Archiveは25件、Growthは100件、テストモードは5件です。上限を超えたアドレスは警告とともに欄に残り、先のキャプチャが終わってから再度送信できます。
新規キャプチャ
https://www.shop-example.jp/kiyaku.
https://blog.example.jp/post
2アドレスの末尾が「.」です。文章からコピーした際によく混入します。意図したものですか?削除
1行につき1つのURL。2つ以上のURLはバッチとして実行されます。
ステップ3
事件番号とプライベートメモを入力する
URL欄の下には、後でキャプチャを探しやすくするための任意の欄が2つあります。役割は異なり、事件番号は封印済みパッケージに記録され、メモはご自身にしか見えません。一括キャプチャでは、どちらもすべてのアドレスに適用されます。
- 1事件番号。案件の名前または番号で、200文字までです。封印済みの証拠パッケージに記録されるため、後から変更できません。
- 2プライベートメモ。ご自身用の覚え書きで、キャプチャ履歴に表示され、検索もできます。封印済みパッケージには含まれず、後から編集できます。キャプチャごとに欄は空に戻ります。
- 3案件に追加。Legalプランのみです。進行中の案件にキャプチャを入れます。「案件なし(単独)」を選ぶと案件の外に置かれ、後から案件側で追加できます。
事件番号
プライベートメモ
案件に追加
ステップ4
eIDASタイムスタンプを追加する
OpenTimestampsの証明に加えて、EUトラステッドリスト掲載の適格トラストサービスプロバイダーが発行するeIDAS適格タイムスタンプが必要な場合は、「eIDAS適格タイムスタンプを追加」にチェックを入れます。1件1.99 USD(約315円)でプランとは別に請求され、テストモードでは利用できません。
- 1チェックボックス。設定は記憶されません。有料のタイムスタンプを習慣で付けてしまわないよう、キャプチャのたびにチェックします。一括キャプチャではすべてのアドレスに適用されます。
- 2料金の行。有料プランでは欄の下に表示され、タイムスタンプ1件の料金を示します。
- 3パッケージの内容。タイムスタンプ(manifest.json.tsr)とeidas_validation.jsonです。マニフェストと、そこに記載された各ファイルが、遅くともタイムスタンプの時点で存在していたことを示します。
2ご利用のプランとは別に、eIDAS タイムスタンプ 1 件あたり $1.99(約315円)が請求されます。
- manifest.json.tsr
- eidas_validation.json
ステップ5
PDFの言語と証拠アーティファクトを選ぶ
「キャプチャオプション」を開きます。ほとんどのページは既定の設定で問題ありません。選択内容はこのブラウザに記憶され、次のキャプチャでも使われます。ただしeIDAS、Waybackアーカイブ、事件番号、CSSセレクタは記憶されません。多くのオプションには、カーソルを合わせると短い説明が表示されます。
- 1概要。セクションを閉じているとタイトル行に有効なオプションが表示されるので、開かなくても実行内容がわかります。
- 2証拠PDFの言語。29言語から選べます。「既定(ダッシュボードの言語)」を選ぶと、現在のダッシュボードの言語が使われます。
- 3ネットワークログ(HAR)。既定でオンです。読み込み中のすべてのネットワークリクエスト(URL、ヘッダー、ステータス、タイミング)を記録したnetwork.harを追加します。
- 4スクリーンショットに URL の帯。既定でオンです。スクリーンショットの上にURL、UTC時刻、証拠IDの帯を追加します。アドレスバーではなく注釈です。
- 5ウェブアーカイブ(WARC)。既定でオフです。ウェブアーカイブ用ツールで読めるcapture.warcを追加します。キャプチャには少し時間がかかります。
- 6独立アーカイブ(Wayback)。既定でオフです。URLをInternet ArchiveのWayback Machineにも送信し、独立したコピーを保存します。このアーカイブは公開されるため、機密案件ではオフのままにしてください。
証拠PDFの言語
証拠アーティファクト
3ネットワークログ(HAR)
4スクリーンショットに URL の帯
ウェブアーカイブ(WARC)
ウェブアーカイブツール用の capture.warc。
独立アーカイブ(Wayback)
オンにすると、URLはInternet Archiveに公開で保存されます。
ステップ6
レンダリング、クリーンアップ、読み込みを設定する
「キャプチャオプション」の残りのグループでは、スクリーンショットの前にページをどう読み込み、表示するかを指定します。ダークモード、バナーやポップアップを閉じる設定、広告のブロックなど、ページの見た目を変える操作はログに記録されます。
- 1全ページスクロール。既定でオンです。ページを上から下までスクロールして画面をつなぎ、表示部分だけでなくページ全体を撮影します。
- 2折りたたまれたコンテンツを展開。既定でオンです。「もっと見る」リンクやアコーディオンなどの折りたたみを開き、隠れたテキストもキャプチャに含めます。
- 3ページをダークモードで表示。既定でオフです。ページをダーク配色で表示するため、見た目が変わります。
- 4ページのクリーンアップ。「同意バナーを閉じる」、「ポップアップ・モーダルを閉じる」、「広告とトラッカーをブロック」があり、いずれも既定でオフです。バナーやポップアップが重要な内容を隠しているときにオンにします。
- 5詳細設定:ページの読み込み。「デバイス」(デスクトップまたはモバイル)、読み込みが続くコンテンツのための「キャプチャ前の待機時間」(0、2、5、10、15秒)、ページ要素を最大10秒待つ「セレクタを待機(CSS)」があります。要素が現れなくてもキャプチャは実行されます。
レンダリング
1全ページスクロール
2折りたたまれたコンテンツを展開
3ページをダークモードで表示
ページのクリーンアップ
同意バナーを閉じる
ポップアップ・モーダルを閉じる
広告とトラッカーをブロック
デバイス
キャプチャ前の待機時間
読み込みが続くコンテンツ向けです。
セレクタを待機(CSS)
キャプチャ前にこの要素を最大 10 秒待ちます。現れなくてもキャプチャは実行されます。
ステップ7
キャプチャを実行し状態を確認する
「キャプチャ」をクリックします。一括キャプチャでは「バッチを受け付けました」の案内に開始した件数が表示されます。キャプチャはProofSnapのサーバーで実行され、通常30秒から90秒かかります。WARCやeIDASを付けるともう少しかかります。その間も作業を続けられ、状態はボタンの下と「キャプチャ履歴」で自動的に更新されます。
- 1検索。アドレス、ID、プライベートメモでキャプチャを探せます。フィルターで状態、期間、種類により絞り込めます。
- 2状態。実行中は「処理中」、その後は「完了」または「失敗」です。
- 3証明。BTCはOpenTimestamps(Bitcoin)の証明、eIDASは適格タイムスタンプ付きのキャプチャを示します。
- 4ダウンロード。ZIPのダウンロードアイコンです。キャプチャが完了するとすぐに使えます。
バッチを受け付けました(3件のキャプチャ)。
キャプチャ履歴
更新| ソース | メモ | 種類 | 状態2 | 証明3 | |
|---|---|---|---|---|---|
| www.shop-example.jp/listing/4821 | 販売者の広告 | ウェブ | 完了 | BTC eIDAS | 4 |
| www.shop-example.jp/kiyaku | 販売者の広告 | ウェブ | 完了 | BTC eIDAS | |
| blog.example.jp/post | 販売者の広告 | ウェブ | 処理中 |
ステップ8
ZIPをダウンロードして証拠PDFを開く
状態が「完了」になったら、キャプチャボタンの下または履歴の「ZIPをダウンロード」をクリックします。このZIPが封印済みの証拠パッケージです。ダウンロードしたままの状態で保管し、内容を見るときは作業用コピーを展開してください。
- 1evidence.pdf。最初に開く証拠PDFです。キャプチャしたページとキャプチャの情報を、選んだ言語で示します。
- 2ページ。スクリーンショット(screenshot.jpeg)、HTML(page.html)、表示テキスト(domtextcontent.txt)です。
- 3封印。各ファイルのSHA-256ハッシュを記載したマニフェスト(manifest.json)、そのRSA署名(manifest.sig)、公開鍵(publickey.pem)、OpenTimestampsのカレンダーが応答した場合はその証明(manifest.json.ots)です。署名により、マニフェストとパッケージ内の公開鍵が一致することを確認できます。各ファイルのハッシュはマニフェストと照合し、封印後の書き換えはタイムスタンプで検出できます。
オプションによっては、network.har、capture.warc、eIDASのファイルも含まれます。パッケージの確認には無料の検証ツールを使ってください。
- 1evidence.pdf
- 2screenshot.jpeg
- page.html
- domtextcontent.txt
- 3manifest.json
- manifest.sig
- publickey.pem
- manifest.json.ots
ステップ9
ログインや同意画面の先にあるページ
ダッシュボードはProofSnapのサーバーからページをキャプチャします。Cookieやセッションは使わないので、初めて訪問した人と同じようにページを見ます。そのため、次の2つの場面ではご自身での対応が必要です。
- 1ログインが必要なページや有料記事。ご自身のブラウザの表示をキャプチャするProofSnap Chrome拡張機能を使ってください。手順は拡張機能でウェブページ全体を証拠保全するガイドで説明しています。
- 2Cookieの同意画面。キャプチャの下に「このキャプチャはページ本体ではなく、Cookie同意画面で止まっています。」と表示されます。
- 3同意バナーを閉じて再実行。このリンクはアドレスを欄に戻し、「同意バナーを閉じる」にチェックを入れます。送信はしないので、「キャプチャ」はご自身でクリックします。
新規キャプチャ
よくある質問
関連ガイド
- ダッシュボードの始め方アカウントを作成し、プランを選んで、最初のキャプチャを実行します。
- 証拠パッケージの検証ZIPの署名、ハッシュ、タイムスタンプを確認します。
- 2つのキャプチャの比較ページの2つの版の間で変わった点を示します。
- ページの変更監視スケジュールに沿って、またはテキストが変わるたびにページをキャプチャします。
- 案件と証拠一覧1つの案件の証拠を集め、封印してエクスポートします。
- 検証ツールブラウザでパッケージを確認できます。アカウントは不要です。
- ダッシュボードのガイド一覧ProofSnapダッシュボードのステップ別ガイドをすべて掲載しています。
- ProofSnapガイド一覧拡張機能とダッシュボードのステップ別ガイド18本すべて。