弁護士・企業法務の方へ
依頼者のスクショを、 書証に耐える形に。
法律事務所がウェブ上の争点を証拠化する実務ツールがProofSnapです。2026年の日本の民事実務では、ウェブページの記録は民事訴訟法231条の準文書として書証の規定が準用されます。ProofSnapは相談の席で同じURLを約10秒で取得し、ページ全体、取得日時、SHA-256ハッシュ、チェーン・オブ・カストディを1つのZIPに収めます。
執筆:Radim Motycka(ProofSnap創業者) · · 証拠ZIPは検証ツール(Trust Verifier)で相手方も独立に検証できます
相談の席で共有されたURLを、その場でPCブラウザで開いて10秒。ページ全体、URL、取得日時、ページソース、SHA-256ハッシュ、チェーン・オブ・カストディが1つのZIPになります。
依頼者が持参するのは、たいていアドレスバーの写らないスマホのスクリーンショットです。撮り直そうにも、受任する頃には投稿もページも消えています。ProofSnapは同じURLを事務所側で取得し、Bitcoin OpenTimestampsで封印します。相手方も裁判所も、無料の検証ツールで独立して確認できます。
チームアカウント · 事務所ロゴ入りPDF · サンプル証拠ZIPを見る →
Microsoft Edgeでも利用可能
1取得10秒 · 準文書として提出(民訴法231条) · 改ざん検知付き
証拠報告書(事務所ロゴ入り)
ウェブページ保全記録
〇〇法律事務所
取得対象URL
https://example.com/posts/48192
取得日時(NTP検証済み)
2026-08-14 10:42:03 JST
SHA-256(screenshot.jpeg)
9f2a41c8e7b3…d5104a
タイムスタンプ
Bitcoin OpenTimestamps
本パッケージは無料の検証ツールで独立に検証できます。chain_of_custody.json と forensic_log.json を同梱。
取得・封印済み
10秒 · 改ざん検知
左:参考例(架空の事務所名です)。右:ProofSnapのサイドパネル。
相手方・裁判所・依頼者は、無料の 検証ツール(Trust Verifier) でZIPを独立に検証できます。
かんたん回答
事務所でウェブ証拠を保全する実務ツールは?
相談の席で終わらせる運用は、次の4つの順番で回します。
- その場で開く:依頼者が共有したURLを、事務所のPCのChromeまたはEdgeで開きます。
- 取得する:ProofSnapがページ全体、URL、取得日時、ページソース、DNS・TLS・HTTPヘッダ・WHOIS、SHA-256ハッシュを約10秒で記録します。
- 案件フォルダへ:事務所ロゴ入りPDF、チェーン・オブ・カストディ、フォレンジックログを含むZIPを保存します。
- 書証として提出:PDFを提出し、相手方には検証ツールでの検証手順を案内します。
ウェブページの画像や電磁的記録は、民事訴訟法231条(e-Gov法令検索、2026年8月時点)により準文書として書証の規定が準用されます。証拠力は同法247条の自由心証主義のもとで判断され、成立の真正が争われれば228条の問題になります。タイムスタンプは勝敗を決めるものではありませんが、「後から作ったのでは」という反論を技術的に潰し、争点を減らします。ProofSnapの証拠ZIPはプランに応じて11から15個のフォレンジックファイルを含み、SHA-256ハッシュ、RSA-4096署名、OpenTimestampsで封印されます。日本の認定タイムスタンプ制度(総務大臣認定・告示第146号)と同じ原理ですが、ProofSnapは同制度の認定事業者ではありません。EnterpriseとCompanyでは事務所ロゴ入りPDFを出力でき、ZIPは無料の検証ツール(Trust Verifier)で相手方も検証できます。単発案件はSnapPack $4.99(約810円)から。
案件フォルダに入っている「弱い証拠」
依頼者が持ってくるもの、そして持ってこないもの。
URLのないスクリーンショット
スマホアプリの画面にはアドレスバーが写りません。どのサイトのどの投稿か特定できず、そこから争いが始まります。
取得日時が不明
ファイルのタイムスタンプは端末の設定次第で変わります。「いつの状態か」を独立に裏づける手段がありません。
受任時にはもう消えている
相談から受任までの数日で、投稿は削除され、商品ページは差し替えられ、求人票は掲載終了になります。撮り直しは効きません。
加工の主張に反論できない
画像ファイル単体では、改変がなかったことを示せません。争点が「証拠の真正」に移り、本筋の主張に時間を使えなくなります。
事務所での活用場面
分野を問わず、争点がウェブ上にある案件すべてで。分野別の実務は不当解雇・労働審判の証拠保全、通販・消費者トラブルの証拠保全、敷金返還・原状回復の証拠保全に分けて整理しています。
名誉毀損・発信者情報開示
投稿本文、アカウントID、投稿日時、URLを同一の証拠に収め、削除される前に固定します。開示命令や削除仮処分の疎明資料の土台になります。手順はSNS誹謗中傷の証拠保全にまとめています。
労働・消費者・賃貸の事件
求人票の記載、就業規則、通販の返品特約、物件の募集ページ。どれも相手方が自由に書き換えられる情報であり、時点を固定した記録が交渉力になります。労働審判で使う証拠の残し方と敷金返還・原状回復の証拠も参照してください。
知財・企業法務
無断転載、模倣品の出品ページ、競合の表示、契約前のウェブ上の条件。侵害の事実と時点を、警告書送付の前に固定しておきます。写真の無断転載と著作権の証拠、決済がからむ案件ではネット詐欺とチャージバックの証拠が近い論点です。
相談から証拠ZIPまで4ステップ
専門知識は不要です。パラリーガルの方でもそのまま使えます。
URLを事務所のPCで開く
依頼者から共有されたURLを、ChromeまたはEdgeで開きます。相談中にその場で実行できます。
ProofSnapで取得
ページ全体、URL、取得日時、ページソース、DNS・TLS・HTTPヘッダ・WHOIS、SHA-256ハッシュを記録します。
案件フォルダへ保存
事務所ロゴ入りPDF、チェーン・オブ・カストディ、フォレンジックログ、Bitcoinタイムスタンプを含むZIPが手元に残ります。
書証として提出
PDFを書証として提出し、必要に応じて相手方に検証ツールでの検証手順を案内します。
証拠ZIPの中身:プランに応じて11から15個のフォレンジックファイル、すべて無料の検証ツール(Trust Verifier)で検証可能
verification/ には検証用のシェルスクリプトとPowerShellスクリプト、手順書が含まれ、ProofSnapのサービスに依存せず独立して検証できます。EU適格タイムスタンプ(.tsr)は越境案件向けの任意オプションです。
証拠法上の位置づけ
条文はe-Gov法令検索、認定制度は総務省の公表資料によります。
民訴法231条:準文書
「この節の規定は、図面、写真、録音テープ、ビデオテープその他の情報を表すために作成された物件で文書でないものについて準用する。」
出典:e-Gov法令検索「民事訴訟法」(平成8年法律第109号)第231条、2026年8月時点。
ウェブページの取得結果は、この準文書の枠組みで書証として提出されます。
民訴法228条:成立の真正
文書は成立が真正であることを証明しなければなりません。電子データでは「作成後に改変されていないか」が実質的な争点になり、ハッシュとタイムスタンプがここで効きます。
民訴法247条:自由心証主義
「裁判所は、判決をするに当たり、口頭弁論の全趣旨及び証拠調べの結果をしん酌して、自由な心証により、事実についての主張を真実と認めるべきか否かを判断する。」
出典:e-Gov法令検索「民事訴訟法」(平成8年法律第109号)第247条、2026年8月時点。
タイムスタンプ付きの記録が自動的に高い証拠力を持つわけではありませんが、反論の余地を減らすという実務的な効果があります。
認定タイムスタンプ制度
日本には総務大臣認定の時刻認証業務の認定制度(告示第146号、2021年から)があり、電子データの存在証明と非改ざん証明の枠組みが整理されています。ProofSnapは同じ原理のオープンソース実装(OpenTimestamps)を用い、認定事業者ではありません。
事実実験公正証書との併用
公証人による事実実験公正証書は証拠力が高い一方、手数料(公証人手数料令に基づき、日本公証人連合会の公表する2026年8月時点の基準で、事実実験・録取の時間1時間までごとに1万3,000円、休日・夜間は5割加算、加えて日当・交通費等)と日程調整を要します。ProofSnapは消える前の即時保全を担い、重要案件では公証手続きを併用する運用が現実的です。
越境案件とeIDAS
EU域内の裁判が視野に入る案件では、Disig a.s.(EUトラステッドリスト上の適格トラストサービスプロバイダー)が発行するeIDAS適格タイムスタンプを任意で追加できます。規則第41条第2項の推定はEU域内の効力であり、日本の裁判所を拘束するものではありません。
ProofSnapは証拠ツールであり、法律事務所ではなく、法的助言を提供しません。証拠の採否と評価は個別の事案において裁判所が判断します。
事務所向けプラン
案件量が多い事務所はチームプラン、単発の重要案件はSnapPack。円表示は目安です(決済はUSD)。
2名以上の事務所・法務部はCompanyのシート単価($18.99、約3,080円/シート/月)をご利用いただけます。事業経費として損金算入が可能です。
SnapPack
$4.99 約810円10回のページ取得、各回にSHA-256ハッシュとBitcoinブロックチェーンのタイムスタンプ、完全なフォレンジック証拠ZIP付き。買い切りで、サブスクも自動更新もありません。
7日間の無料トライアルにはクレジットカードが必要です。トライアル期間内に解約すれば料金は発生しません。決済はStripeにより処理され、請求はUSD建てです。円表示は目安であり、実際の請求額は為替により変動します。
よくある質問
相談の席で、10秒。
受任する頃には消えている情報を、その場で書証に耐える形にしておく。
事務所で試す(7日間無料トライアル)7日間の無料トライアルにはクレジットカードが必要です。単発案件のみなら、買い切りのSnapPack $4.99(約810円)。